2018年4月25日 (水)

AWR ベリカード (12)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その12)です。

 

 (2002) 絵ハガキ利用のベリカードが、いくつかロンドンから送られてきました。

 

ロンドンの有名な建物、ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)に付属する時計台「ビッグベンの写真」です。

180425_awr02bigben    180425_awrbigbenf


「バッキンガム宮殿の写真」です。

180425_awr02buckingham

 

テムズ川に架かる 跳開橋「タワーブリッジの夕景」です。

180425_awr02towerbruidge

 

水を飲む鳩のモザイクタイル画は、イタリアのラヴェンナにある、「ガッラ・プラチディア廟堂のタイル画」です。

180425_awr02ravenna

 

イタリアのフォルリにある、「AWR 送信所周辺のイラスト地図」になっています。

180425_awr02folistn

 

 

2018年4月24日 (火)

AWR ベリカード (11)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その11)です。

 

 (2001)   「子供絵画コンテストの入賞者の作品」が採り上げられています。AWR30周年を記念して、2000年にコンテストが実施されたようで、各国の子供たちの入賞作品が採り上げられています。

 

まずは、1位となったカナダ・ケベックの子供の作品で、「南国の島や北極付近などでの人々の暮らしぶり」が描かれたカードです。

180424_awr01art1

 

2位は、アメリカ・ニューヨークに住む子供の作品で、「AWR放送スタジオからの電波が各家庭に届く様子」が描かれています。

180424_awr01art2

 

3位で、ユーゴスラビアの子供の作品です。「短波ラジオからさまざま言葉の放送が出ているというような絵」になっています。

180424_awr01art3

 

次のは、グリエルモ・マルコーニが、1901年(明治34年)1212日に「大西洋横断無線通信を成功させて100周年」を記念したカードです。

 

イギリス南西部のコーンウォール・ポルドゥーから送信された、モールス「S (- - -)」の電波を、3,400km離れたカナダ・ニューファンドランド島のセントジョンズ・シグナルヒルで、凧で高さ150m あまりに伸ばしたアンテナを使って受信することができた、という話です。使用周波数は、820kHzだと推定されています。

180424_awr01_marconi


 

 

カードは、送信場所のポルドゥーに建っている石造りの「記念碑」と、受信場所のシグナルヒルにある「カボット・タワー」の写真です。

 

 (2002)  絵ハガキの、ジャイアント・ポストカードによるベリです。普通のハガキの2倍以上はあり、このようなのが日本にもあるのかどうか知りませんが、アメリカらしいサイズです。

 

「ワイオミング州ジャクソンの川と山の風景写真」です。

180424_awr02giantcard

 

 AWR Wavescan DXコンテストに応募したもので、同時にJSWC50周年記念カードでもあるようです。

180424_awr02giantcard_f

 

 

 

 

2018年4月23日 (月)

AWR ベリカード (10)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その10)です。

 

宗教母体のSDA(セブンスデー・アドベンティスト)教会の、関連施設である教育機関の建物などを紹介した写真のカードが、何種類かあります。主にヨーロッパ支部やロシア支部が発行したもので、まとめて、紹介します。

 

 (2000)   教育施設の説明には、カレッジとか、セミナーとか、インスティテュートとか、セミナリオといった言葉が使われていますが、大規模や小規模とか、各国で呼び方が違うだけで、ほぼ同じような神学校なのでしょう。

 

まず、ロシアでは、モスクワ南方のトゥーラにあるザオスキー・セミナリヤです。1988年に創立され、趣のある外観のファサードが目を引きます。

180423_awr00zaokski


 

ポーランドの中央部ポトコワ・レシナにある、こじんまりしたセミナリオです。

180423_awr00podkowa

 

ドイツのダルムシュタット近郊のマリエンホーヘにあるセミナーのカードです。

180423_awr00marienhohe

 

 3つの建物の共通の特徴としては、何様式というのか知りませんが、バルコニー風の玄関ポーチにある柱様式でしょうか。

 

スイスのジュネーブ近郊のコローニュにあるインスティテュートです。1921年に創建され、寄宿舎風の建物で、ここでは、フランス語で授業が行われているようです。

180423_awr00collonces

 

ユーゴスラビア(現クロアチア)北部のマルスベック近郊にあるセミナーです。古い宮殿を改築したような建物です。

180423_awr00marusevic

 

イタリアのフィレンツェにあるヴィラ・オーロラのインスティテュートです。1940年に開校した学校は、短期大学レベルの研究や言語コースを提供しているようです。

180423_awr00villa

 

イギリスのロンドン西方のブラックネル近郊にあるニューボルド・カレッジです。パトリックブラウン大学の分校でもあるようですが、いかにもイギリスの貴族の館といった、赤レンガ造りの風情ある建物です。

180423_awr00newbold

 

 SDA教会は、ユダヤ教と同様に土曜日を安息日とし、律法で禁じられたものを食べず、菜食主義を推奨しているなどといわれています。ウィキペディアによりますと、「1800年代後半にアメリカの再臨待望運動から起こったプロテスタントの一派。日本では安息日再臨派と呼ばれることもある」と書かれてありますが、それ以上、どんな宗派なのか、くわしくは知りません。

 

 SDAは、世界中で5,000カ所の学校を運営していて、プロテスタントの学校システムとしては、世界最大ということです。日本では、1898年に宣教師 W.C グレンジャーにより、東京麻布に芝和英聖書学校が開設され、その後、日本三育学院となり、現在では、いくつかの小・中・高・大学を運営しているようです。

 

 

 

 

 

 

2018年4月22日 (日)

AWR ベリカード (9)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その9)です。

 

 (2000)  「昔のロンドンの風景が描かれている」絵ハガキを利用したカードです。場所は、エロス像が建っている、ピカデリー・サーカスです。

180422_awr00oldlondon

横浜市の日本支局へレポートを送ったところ、返信はこれまでのグアムからではなく、なぜか、ロンドンからありました。ベリ発行担当部門が変更されたようでした。

180422_awr00londonf_2

 

表面は、小さな紙が貼られていて、受信日などが記入されています。

 

「カモメと、ジブラルタルの岩山(ザ・ロック)」が描かれているカードです。

180422_awr00gibtest

 

  AWRが、ジブラルタル放送局「GBC」から、199551日~731日まで、北アフリカ向けに中波1484kHz2kwで、英語、フランス語、アラビア語の4時間のテスト放送をした時の記念カードです。

180422_awr0005gib_front

 

 (2001) グアムの「KSDA局舎と、アンテナのイラスト」が描かれた、白色のカードです。

180422_awr01ksdatest

 

 KSDA局から、オーストラリアとパプア・ニューギニア向けに、1995326日~627日まで、1時間の英語放送をした時のカードです。

 

いずれも、局に残部があったので、いただけたのでしょう。

 

AWR各局の、歴史的QSLスタンプ」を3枚並べたものです。

180422_awr_qsl_01

 

左から、WEMC局=ミシガン州(1924)AWRエカラ局=スリランカ(1977)AWRグアム・KSDA(1996)となっていて、QSLスタンプ(別名・EKKOスタンプ)が採り上げられています。

 

 EKKOスタンプは、1924年、シカゴのEKKO 社が切手を収集する趣味にヒントを得て、「Reception(QSL) Stamp」を考え出しました。各放送局のコールサインが入れられたスタンプは、郵便切手と同じアメリカンバンクノート社で印刷され、アメリカではワシ、カナダではビーバーがデザインに使われました。

 

放送を聴いた局への受信レポートに、10セントを加えて送れば、Verifiedとして、EKKOスタンプがベリカードに貼られて返送されてくる仕組みにしたそうです。

 

最盛期は650局以上あったそうですが、第二次世界大戦以降はすたれてしまったようで、そのようなEKKOスタンプの伝統を、この時代(1977年から)に復活させたのが、AWRQSLスタンプなのでしょう。

2018年4月21日 (土)

AWR ベリカード (8)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その8)です。

 

 

(1999) Reception Report QSL Card」というものです。受信レポートなのに、ベリ(QSL)カードになっています。(表面に報告者の住所などを書くと、そのまま投函することが出来ますが、実際は封書で返信がありました)

180421_awr99diy  180421_awr99diyfront

 

これは、「DIY (Do It Yourself=自分でやる) ベリカード」で、放送局が用意してくれたカードに、自分で受信日時、周波数、番組内容などを記入して送ると、放送局側で確認のサインなどをして、送り返してくれるものです。(QSLスタンプが、貼られています)

180421_awr99diycard

 

AWR以外では、一時期、「ラジオ・カナダ・インターナショナル」がこの方式を採用していましたし、米国の他局でも見かけることがあります。

 

 

まあ、放送局にとっては、手間がかからない方法だ、と考えたと思いますが、どれだけ簡素化に役だっているのかについては、よくわかりませんし、局の手元に受信レポートや感想が残りませんので、どうなのでしょうか。

 

ついでに、あと2つ、同様のDIYカードです。この年ではありませんが、2002年の、「世界地図が描かれた、緑色と紺色の2種類」のカードです。

180421_awr03earlyqslgreen  180421_awr03easygreenfront

180421_awe03easyblue

表面は、「Early QSL Cardsの文字と、初期発行のカード3枚」が採り上げられていて、右半分の各項目は、ブランクになっていて、書けるようになっています。

 

もう1つは、ずいぶん前の1983年頃のカードです。インドのプーマのAWRアジアに差し出すようになっている、「Reception Report QSL Card」です。

180421_awr83r_c_poonaback  180421_awr83r_c_poonafront

 

 

 

 

 

2018年4月20日 (金)

AWR ベリカード (7)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その7)です。

 

 (1999)  グアムの、「KSDA局とカーテンアンテナのイラスト」で、チーフエンジニアのエルバン・ビンスさんが描いたものです。

180420_awr99_antenna

 

写真を参考にして描かれたと思われます。2つを並べてみました。

180420_awr_antenna

 

「グアム・タモン湾の夕日」の絵ハガキを利用したカードです。

180420_awr99tamonbay

 

グアム島南部にある、「ターザン・フォールといわれる美しい滝」の絵ハガキのカードです。

180420_awr99tazanfalls

 

高さ7m、幅30mの滝までは、ジャングルトレッキングでしか行けない場所のようです。

 

Giving & Sharing(与えることと分けること)199810月に発行されたアメリカ切手が採り上げられています。花の蜜を吸いながら、花粉を授粉させる役目を果たしているミツバチの姿が、象徴的に描かれています。

180420_awr99stamp

 

慈善(Philanthropy) の精神、それはアメリカの伝統でもあり、キリスト教的な精神とも通じるようで、AWRの精神とも一致しているのでしょう。

180420_awr99stampfront

 

ちょうど、これに合わせるかのように、カードの宛名面に貼られていた切手も、同じデザインの切手でした。

 

 

 

 

2018年4月19日 (木)

AWR ベリカード (6)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その6)です。

 

 (1997) 「花が並んでいるデザインで、3D(立体映像)になっているカード」です。

180419_awr_3d_97

 

規則的に花が並んでいる絵を、視点を変えて見れば、AWRの文字が浮かび上がって、3D映像が楽しめるというものです。(この貼付画像では見られません)

 

この年がKSDA開局10周年にあたるのを記念して、当初に発行された「3つのラッパのベリカードが配された」カードです。QSLスタンプが、貼られるようになりました。

180419_awr97

180419_awr97front

 

 1997年当時、世界最小のベリカード(大きさは4.4cm×7.6cm)として、いただいたものです。

180419_awr97smallcardf  180419_awr97smallcardb

 この年に、AWR Wavescan DXコンテストとして、「世界で1番小さいベリカードは? 」のテーマで行われたので、それに応募したことで送られてきました。(画像のサイズは、正確ではありません)

 

 (現在、世界で1番小さいベリカードは、知る限りですが、2006年に「All India Radioチェンナイ(旧名マドラス)局」からタミール語DX番組用に3.5cm×6.0cmというカード(5)が発行されました)

 

  (1999)   イタリア北東部のフォルリにある、「送信所とアンテナのイラスト」で、設置されているのは、中央ヨーロッパ向けとアフリカ向けアンテナのようです。

180419_awr99forli

 

「アメリカ・インディアナポリス市の航空写真」の絵ハガキを利用したものです。

180419_awr99indianaplis

 

 AWRのインターナショナル・リレーションズ部門がある場所で、この年のWevescan DX コンテストに応募していただいたベリカードです。

180419_awr99frontwavescn


 

 

 

 

 

2018年4月18日 (水)

AWR ベリカード (5)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その5)です。

 

 (1996)  SDA70周年の記念カードで、1923429日にミシガン州ベリエン・スプリングスでの、エマニエル神学校(現アンドリュース大学)で放送を開始した「KFGZ局の送信機器」と、1925年にコールサインをWEMCに変えた、「放送局舎の写真」の2枚組です。

180418_awr96_wemc

 

世界最初のラジオ放送局は、1920112日、アメリカのピッツバーグに開局したKDKA局だとされています。このKFGZ局においても、机の上に置けるぐらいの少ない機器で放送していたことに驚きます。

 

 1925年にコールサインが「KFGZ」から「WEMC(1050kc) に変わった時のカード(復刻版)です。W+EMC(Emmanuel Missionary College) になっています。

180418_wemchistoric1925

 

 (推測ですが、この頃になるとラジオ局が次々開局されて数百になり、アメリカ国内のコールサインが不足するのではと、ミシシッピー川を境に東のWと西のK2つに分けたのでは)

 

当初のWEMCは、「The Radio Lighthouse」と称していて、放送は日曜日の朝と夜、月・水・金の夜だけのようです。その後、SDAは米国内では「Voice of Prophecy」(預言の声)として、番組を流していたようです。

 

 AWRは、世界各地の放送局を使って番組を放送していて、放送開始25周年に当たる1996年に発行されたのが、「世界地図と、これまで使用した送信所の一覧に、送信機数と放送期間」を載せた、横長のベリカードです。

180418_awr96map1_2


 1971年にポルトガルのシネス送信所から250kwで放送して以来、たとえば、19791981年にかけては、ピレネー山中の小国、ラジオ・アンドラの10kw送信所など、これまでに12カ国40送信機を使って放送していた、あるいは、している、と書かれてあります。(ただ、ドイツのユーリッヒ送信所が抜けているようです)

 

表面です。QSLスタンプが貼られています。

180418_awr96map_front

 

 1997年の、同じようなデザインのは、サンキューカードです。

180418_awr97map

 

 

 

 

2018年4月17日 (火)

AWR ベリカード (4)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その4)です。

 

 (下記の聖職者シリーズは、2001年にいただいたものですが、昨日の話の続きとして、取り上げました)

 

 15世紀のイタリア・ドミニコ会の修道士、「ジローラモ・サヴォナローラ」です。

180417_awr01_savonarola

 

彼は、フィレンツェで教会や聖職者の腐敗に対し、信仰に立ち戻ろうと呼びかけ、神権政治を行いました。しかし、美術品や工芸品を贅沢だとして焼き捨てる焚書を行うなど、あまりにも厳格な姿勢を取り続けたため、反対に人々の不満が高まって暴動になり、最後には教皇により絞首刑ののち火刑にされました。

 

 16世紀のポーランド大司教、「ジャン・ラスキ」です。

180417_vawr01_laski_2

彼は、カルヴァン派の指導者として、ポーランド語聖書の監修をしたほか、イングランドで活動するなどの功績もあり、英国風の名前ジョン・ラスキとしても知られているようです。

 

セルビア人の、「ヴーク・ステファノヴィッチ・カラジッチ」です。

180417_awr01_karadzic_2

彼は、言語学者でもあり、キリル文字を1音につき1文字、話すとおりに書くというセルビア語の原則を確立させたほか、1868年には聖書をセルビア語に翻訳しました。この人は、写真が普及し出した19世紀後半の人なので、カードは似顔絵ではなく、顔写真が使われています。

シリースで持っているのは、これだけです。

 

 (1995) この年の SDA世界大会の開催が、オランダ・ユトレヒトにある国際見本市などが開催される「ヤールベウアス・コンベンションセンター」でしたので、その会場の航空写真です。

180417_awr95

 

 (1996)  AWR25周年の記念カードで、「地球の大陸と、3つのラッパマークが、月のような衛星の感じになっているデザイン」で、フィンランドのリスナーによる作品が採用されています。

180417_awr9625th

 

 

 

 

2018年4月16日 (月)

AWR ベリカード (3)

「アドベンティスト・ワールド・ラジオ」を聴いたベリカード(その3)です。

 

  (1994)  「モールス符号150周年」を記念した、縦長のカードです。

180416_awr_morse_94

 

アルファベットと数字に対応する符号が左右に書かれていますが、左側は初期(1844年頃)に使われていたアメリカン・モールスと呼ばれる符号ではないでしょうか。その後に改良され、右側のようになりました。

 

モールス符号は、1832年にアメリカ人のモールスが、短点と長点を組み合わせで文字を符号化し、1844年にワシントンとボルチモア間の電信に成功。さらに1895年には、イタリア人のマルコーニが無線通信を実用化して以来、150年あまりにわたって通信で使われてきました。

 

次は、1994年から、「ヨーロッパの聖職者シリーズ」として、宗教改革の先駆者たちが取り上げられているのがあります。AWRヨーロッパ支局が作ったもので、これらは、ユニークな木製のベリカードになっています。

 

「ジョン・ウィクリフ」は、14世紀の英国プロテスタントの先駆者です。

180416_awreuropewycliffe94b_2

当時の英国の公用語はラテン語とフランス語で、聖書の内容を司祭しか理解することができませんでした。オックスフォード大・神学教授であった彼は、イングランドで絶対的権力を持っていたローマ・カトリック教会を真っ向から批判し、一般庶民にもわかるようにと、聖書を英語に翻訳しました。

 

 1483年にドイツで生まれた、「マルティン・ルター」です。

180416_awreuropeluther94a

 

彼は、敬虔な信仰は個人の内的なものを通して得られるもので、教会がお金と引き換えに免罪や救済を与えていることに反発しました。信仰の源泉である聖書に戻れと主張し、宗教改革の中心人物として破門されましたが、ドイツ語訳聖書を出版し、ルーテル教会(ルター派)の創始者となりました。

 

 1509年にフランスで生まれた、「ジャン・カルヴァン」です。

180416_awreuropecalvin95

 

彼は、神の恩寵は神が選んだ者にのみ与えられるというもので、聖書の記述に忠実な神権政治をジュネーブで行いました。プロテスタント教会の一つである改革派教会は、彼の思想の流れを汲み、新興の勤労市民階級に浸透し、近代資本主義の精神的原動力となっていきました。

180416_awr94woodb

 

こうした宗教改革は、やがて人々を神についてだけでなく周りの世界の探求に目を向けさせ始めました。太陽中心説を唱えたコペルニクスに続いて、ガリレオ、ベーコン、デカルト、そして万有引力を発見したニュートンと続き、宗教から科学的方法で自然を解明する方向へと進ませることとなり、西ヨーロッパの技術発展に大きく寄与しました。

 

 (次も引き続き、聖職者シリーズのカードを取り上げます)

 

 

«AWR ベリカード (2)